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責任を背負える人間になるために。〜犬の調教師に学ぶ〜

私は、中期的に計画を立てるまではいいが、それ通りに行動することがなかなか出来なかったりする。それの一番の原因は何かと自分に問いかけてみたらあることに気がついた。
私は、複数の人が関わることに関して責任を背負うことに非常に恐怖を感じてしまうということだ。
このことを伝えたら他の人はどう思うだろう、これで失敗したら、僕の評価はどうなるだろう、そんなようなことが頭をよぎり、ここぞという時に計画していた行動を起こせなかったりするのである。それは私自身がミスを起こしやすい人間だからなのかもしれない、自分1人しか不利益を被らないのであれば失敗も恐れず行動できる。けれどその失敗に他の人も巻き込んでしまうならば、ないしは他の人に自分の失敗を悟られてしまうならば、その行動を取るのを非常に恐れてしまうのだ。
結局、責任を負うことが出来る人や、プレッシャーを背負うことが出来る人は単純にそういう場がこれまでに多かった、そしてそこで成功体験を重ねて来た人が多いのではと思う。そうやって自信がつくからさらに責任やプレッシャーを背負うことが出来るようになる。成長のスパイラルにのれるのであろう。
責任やプレッシャーを背負うことが出来る人間になるためには、その体験を増やしていかなければならない。
そういったスパイラルを作るのによい方法に最近気がついたのだ。それは、出来ている自分を確認して褒める、ということである。
実は、習慣化しよう、体得しようとしていることは、実はすでに多少身につけていることってあるのだと思う。それが出来た時に自分で「出来た!やった!」って思うこと、それが実は「まだまだだ、どうしたら出来るようになるんだろう?」って考えるより上達のためには大事なのではないかと思う。
だから、これからは毎日「自分が複数人の責任を背負って行動したこと」「自分がプレッシャーに打ち勝って行動したこと」を必ず1回は行なって、それが出来たことを自覚して褒めるようにしよう。
そういえば、犬の調教師は決して犬を叱らないという。何かを教え込むときはちょっとでもそれが出来た時にすぐに全力で褒めるそうだ。人間も動物、同じなのかなと思う。